人工妊娠中絶手術について

当院では、母体保護法に則って妊娠21週まで処置を行っております。
以下の説明は、妊娠12週未満の中絶処置の一般的な流れとなります。

人工妊娠中絶手術の流れ

  • 1.手術前処置
    手術当日、手術を行いやすいよう、子宮入口(子宮頸管)を広げる処置を行います。
    クスコと呼ばれる器具で膣を広げ、ラミナリアもしくはダイラパンという、細い棒状の拡張器を子宮頸管に挿入します。子宮頸管に入ると、周囲の水分を吸って徐々に膨らみ、その膨らむ力で子宮口を広げていきます。
  • 2.手術
    手術は、全身麻酔中と術後の嘔吐、誤嚥を防ぐため、絶飲絶食が基本です。
    麻酔方法は、点滴から薬を入れる静脈麻酔で行い、投与後数十秒で眠り手術時間は10分程度です。手術が終われば、数分で目覚めます。
  • 3.術後経過観察
    術後数時間は、血圧や呼吸状態、意識状態などを観察します。帰宅可能な意識レベルであること、腹痛や出血、発熱がない事を医師が確認し退院となりますが、帰宅後も安静が必要です。出血や腹痛、発熱の兆候があれば、すぐに当院へ連絡してください。
    投与された麻酔薬が身体に残っている可能性がありますので、手術後の帰宅方法は、ご自身での運転は避けて、タクシーや公共交通機関を利用しましょう。